TOPNIKE OLD SWOOSH|8|101112
All Smiles


adidas STAN SMITH
VS nike RACQUET LEATHER

vs_country
 シェランとカントリーに比べ似せようと思って似せた物ではないのでしょうが、それにしちゃあよく似ているこの2足。しかも色こそ違えどソールの形状やadidas側が超人気シューズである事など共通点は多々あります。
スタンスミスの方はタグがハイレットという事もあり70年代中期〜後期、かたやこのNIKEラケットレザーは筆記体ロゴで大体70年代中期なのでほぼ同時期のシューズといえます。


  この筆記体ラケット、実は初の女性専用でもあるその名の通りテニスシューズなのですがメンズバージョンや、スエード、キャンバス仕様のものも存在します。一見ウィンブルドンと間違え安いですが、ウィンブルドンのアウトソールはブルイン等と同じシェルソールなので逆にこのラケットが一番スタンスミスに似ているという訳なんです。 シェランはカラーも似ていましたが、こちらは水色と緑で若干違いますので悪気はないようですw。
一応このシューズは女性専用モデルという事もあって、形もトゥ回りが丸みを帯びていますし、得意の縦NIKEもおもいっきり女性用の小さいタイプのものなので『かっこ良い』とは言えませんが、カントリーに対しシェラン以外にスタンスミスにもNIKE内でもよく似たシューズがあるという着目点に評価をくださいw。

STAN SMITH
country
RACQUET LEATHER
chelan
countrysole ccountryside chelansole chelanback
ほぼそっくりですが、良く見ると均等な大きさの六角模様。 こうして後ろ姿を見るとこちらの方が格好良いのは一目瞭然。 よく見ると大小の丸いポツポツで描かれている模様。 垂直にステッチングされているところ等何となくデザインは似ている。
 まぁテニスシューズの作りは実は結構似た物が多いのですが、確かにこうして並べると似ていますでしょ?
当時テニス界はスポーツの中でもかなり服装等も厳しかったらしく、各メーカーはいかに地味なシューズ作りをという中でホワイトレザーのシューズにこのパンチホールで申し訳なさそうに自社のアピールをしたようです。
80年代に入るとNIKEのテニスシューズは殆どブルースウッシュになってくるのですがね。その辺りは又別の機会にスポットをあててみたいと思います。
ある意味アゲアシ取りVSになってしまいましたが、私は個人的に大変興味深いと思っています。
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