黒いナイロンボディにオレンジのスウッシュ。オレゴン州立大カラーですがSPコルテッツの中で一際クールなこの配色は需要と供給のバランスがとれていなく中々手に入らないファンも多い事と思います。
このシューズは初期の発売カラーからUCLA,USC,オレゴン同様販売されていた割に他のシューズより数が少ない気がします。このシューズの配色は細かく分けると二種類存在し、一つはこちらで紹介しているかかと部の内側が白いタイプともう一種類はボディーカラー同様黒いタイプがあります。始め筆記体が白でブロック体に近付くにつれマイナーチェンジをし黒くしたんだと思いましたが、(ワッフルトレーナーの前期&後期のように)どうもその説は間違えのようです。
ポパイ創刊号に載っている、筆記体しか載っていないはずのSPナイロンコルテッツの黒橙の内側が明らかに黒になっているのです。この時点で自分の仮説は見事敗れ去りました。しかしスゥッシュが太い事からこのシューズはUSA製だと考えられます。そうなるとUSA製が黒で日本製が白という新しい仮説がたてられます。確かに今まで見た日本製のこのシューズは内側が白いのばかりですが考えてみたらブロック体の日本製を見たことありません。ブロック体日本製の黒橙コルテッツが現存するかどうかも分からないですがとにかく目撃情報お待ちしております。
ちなみにこのシューズも個人買で購入しました。やはりビンテージ仲間の交流がないと大物は中々手に入りませんね。そんな交流もこのページで出来たら楽しいと思っています。
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昔からたまに見ると程度が悪かったりサイズが大き過ぎたりと「買い」のシューズに中々巡り逢えなかったシューズ『コロラド』。
ホワイトメッシュボディーにおもちゃのような配色と素材で出来てるアウトソールは何とも言えずキュートです。
確かに白いメッシュボディでアメリカ製じゃそりゃ汚れるし劣化しますよね。ただこのシューズの嬉しいところはその「程度」と「サイズ」です。「ちょい履き」程度な状態の上、アメリカ製のシュータンのくせに劣化せずまだフカフカしたスポンジを装着しています。他のシューズでもこの位の時代のDEADを所有してますが加水分解しと赤茶な粉がぽろぽろ落ちてきちゃうんです。そういう意味でもコロラド云々よりアメリカ製のシュータンが劣化してないこのスポンジ(ポリウレタンフォーム)がマニア心をくすぐっております。
劣化を考えると外に履いていくには中々勇気のいるシューズです。
ただこのシューズで走らせようとした当時のNIKEも中々ユーモアがあって面白いと思います。
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アッパーだけ見れば正にブレザーメッシュといいたいところですが、MVPという名前がついています。何がMVPなのかというと特徴はこのアウトソール。アエロ・フロー・ソールといってNIKEできちんと特許登録をしています。明らかにワッフルソールを意識したソールになっていますが何となくこの模様、後のジョーダン1やダンクに通ずるものがあると思えるのは私だけでしょうか。
NIKEはこれまでバスケットシューズといえばレザーかスエードのモデルしかありませんでしたがアストログラバで成功させた通気性の良いコットンメッシュを使用し発売に踏み切りましたが、…うーんやっぱりブレザーのカラーが濃過ぎたのかもしれません
そんなに売れなかったようです。
そうなると後の祭りだとは思いますがわざわざ別のシューズにしないでブレザーメッシュとしてアッパーだけをメッシュにして細々売ってた方が良かったんじゃないかと個人的には思ってしまいます。
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アッパーだけみれば正にブルインメッシュといいたいところですが、
…おっとこのままいくと殆どMVPメッシュHIGHの話と最後まで同じになってしまうので別のお話 をと。
このシューズは昔からブルインのメッシュだと本当に思っていました。最初に見たのは三軒茶屋のお店でしたが、ハイカットの記憶はあまりないのですがローカットがあったのは何度か見ました。当時はあまりバスケットシューズに興味がなかったので辛うじてチェックしたのがローカットだったからなのかもしれませんがこうして考えるとハイカットの方が少ない気がします。
ただこの頃のシューズは本当似ているシューズが多いですよね。ちなみにこのシューズも白×黒のレザー版が存在するのですが、MVPレザー Low、フライトレザー、ブルインレザーの白×黒が三つ並んだら何がなんだか分からなくなりそうです。
ちなみにこれは昔高円寺のショップで発掘しました。高円寺も昔はアツかったのですがこういうジャンルは見事に枯れてしまって残念です。
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