TOPNIKE OLD SWOOSH|NIKE YELLOW|NIKE YELLOW2
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スペシャルコルテッツ黄×緑
SPECIAL NILON CORTEZ YELLOW/GREEN

ニューボストン
NEW BOSTON
YELLOW/BLACK

LDV ナイロン <br>YELLOW/GREEN/ORANGE
LDV NYLON
YELLOW/GREEN/ORANGE

レディワッフル
LADY WAFFLE TRAINER
YELLOW/SKYBLUE
このシューズはSPコルテッツの中でもかなりレアだと思います。色だけに関して言えば一番数が少ないんじゃないでしょうか。今まで雑誌、ネットも含め明らかに別の物だといえるこのシューズは自分のを含め6足しか見た事ありません(日本製USA製3足ずつ)。
まぁそれもそのはずなんですけどね。1975年にSPコルテッツが発売されてその当時はこのシューズを含めて5色発売されました。(赤黄、青黄、黒橙、緑黄、黄緑)丁度当時のポパイ創刊号にその事も紹介されていますね。オレゴン大はNIKEとゆかりが深いのは言うまでもないのですが、不公平にも2色発売してたんですよね(緑黄、黄緑)。普通に考えればその大学の生徒や応援する方々を中心に履いてもらい宣伝をしてたんでしょうから、一体感も無くなる上中心になる学生やオーディエンスまでもがどちらを買おうか迷ってしまうので人気が無い黄緑の方をすぐに製造中止にしたのでしょうか。あくまで主観ですがね。
そこで一年後の1976年には黄緑の変わりに赤銀、橙白をラインナップに加え、今度は6色で展開していったわけです。(実際にその年のカタログは黄緑が消えていて6色になっています。)確かに黄緑のブロック体タグを今まで見た事もないし、橙白や赤銀は筆記体よりブロック体の方が多く見ますもんね。だから7色揃ってスポーツ店に並んだ事は殆ど一瞬か又はなかったのかもしれません。
ちなみにこのシューズを初めて入手したのは昔クワントという個人売買雑誌がありましてそこで売ってる方から他のシューズもまとめて買い取ったのが最初の出会いです。彼とはその後自分のコレクションを語る上ではかかせない方になっていく訳なんですが、やはりこの位レアなものになると普通にショップに並ぶ事も殆どないのでコレクターの方からトレードや売買しないと手に入らなくなってるんでしょうねぇ。ただこれはUSA製だった為、その後日本製のデッドを手に入れグッとコレションに厚みが増したんですけどね。
黄緑が2足並んでる写真もレアで恰好良いでしょ?ちなみに黄緑といってもニューボストンやオレゴンワッフルのナイロンと違って完全な黄色ではなく、少し淡いバナナイエローみたいな色なんですけどね。何故わざわざナイロンの生地を同じ時代のオレゴンのナイロンと共有しなかったのか不思議です。
一番好きなモデルは何かと問われれば、長々全色探し続けてきたSPコルテッツを あげますが、カラーリングも含めて具体的に挙げろと言われるとベスト3には入る このニューボストン。
当時欲しくても中々お店で見つけられず、あっても参考商品か天文学的な金額。
基本的に相場より安く買うという自分のルールの中で収集しているのでやはり我 慢の時代が長かったです。
そんなある日、リーバイスの1stを買おうと決め目的のショップに辿り着く前に軽 い気持ちで立ち寄ったショップにこのニューボストンとカスケードのグリーンが 二つ並んで無造作に飾ってありました。いやぁその時はビックリしたなぁ。両方共デッドストックだったんですが、二つ共同金額。自分からしても世の中からしても格が違うこのシューズが同金額で売ってたのだからその安さは伝わると思います。
本来1stを買うつもりで大金を握りしめていたので、ここは予定をあっけなく変更し1stの延期を決めてその場でデッドをおろし履いて帰ったという思い出の品です。今考えるとデッドをその場でおろす若さたっぷりの勢いに我ながら感心しますけど…。
ちなみにこのシューズ、このデッドで購入したのを含め殆どミッドソールが黒なんですが、本当に発売初期のものはオレンジのものもあります。当然その後そのオレンジソールのものも購入し、現在は2足所有している訳です。
このニューボストン履いていく内に色も黄色な上、ボストンの後継主という事でアッパーのスエード補強もないので汚れがすぐ目立ちます。しかもいつの間にか濡れた様なシミがつま先部に何故か発生し、そのシミは中々落ちません。今まで見たユーズドニューボストンの殆どがそうなっているのでこれを履くには避けて通れないものなんだと今は諦めています。しかし誰かこの汚れを落とせるっていう方がいらっしゃいましたら教えてください。
それにしてもこのカラーリングは格好良いですよねぇ。
このカラーのワッフルレーサーは見た事ありますが、このカラーのコルテッツも目撃情報がありますので実際見た事ある方がいらっしゃいましたらご一報ください。…画像が欲しいですw。
このスニーカーを語る前に一つのシューズを紹介したいと思います。 NIKEのタグがオレンジスウッシュから単色タグに移り変わる頃バンカーというスパイクシューズが発売されました。そのモデルの色が正にこの配色なんですが、そのスパイクの奇抜な3色使いが好きでしてねぇ。自分がNIKEシューズにはまったきっかけにもなったのもそのスパイクからだったのでこの配色には特に思い入れが強いんです。しばらくそのバンカーも普段穿きしていたんですが、スパイク特有のツメを外して履いてもソール自体が硬いので歩くとカチカチうるさくて実用向きではありませんでした。 その後、この配色のこのシューズを購入したんですが何しろデッドストックなんでこれまた履き辛いんですよ(笑)。少しサイズが小さいってのもあるんですけどね。ただこのシューズ本当はちゃんとした名前が分からないんです。LDVの形でメッシュがナイロンになっているんでこの名前をつけてるんです。
色々な方にも相談したりしても皆同意見のようだったんでね。
80年代になるとNIKEはオリジナルカラーで女性専用のワッフルトレーナーを展開していきます。このシューズは当時流行ったローラースケートとしても売られていましたが、ワッフルソールもスウッシュカラーと合わせる懲りようで開発にお金がかかってる事が分かります。
しかもボディカラーのナイロンも黄色と言えど他のモデルと比べると少しレモンクレーム掛かっていと、何とも言えないオリジナルな美しさがあります。他にもこの逆色を発売していたり、キャンパスやレアなものになるとレザーも発見されている事からコルテッツ同様NIKE中心モデルとして大活躍した事が分かります。 この頃になると生産国も台湾製も数多く見られるようになります。


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